2月28日(日)10回目を数える東京マラソン2016が行われ、北区スポーツ推進委員は、水天宮・人形町ブロックの13区、浅草橋交差点の往路25.72km、復路30km地点が受け持ちです。
8時30分に集合したボランティアメンバーは11名。根本リーダーをはじめ、二村、羽田、鵜沢、西澤、鈴木、市田、矢野、堀内、假谷、大川です。打ち合わせの後、道路規制が9時30分から行われ、コースセッテイングの準備に入りました。
リオ・パラリンピック代表選考を兼ねた車いすのレースは、今年から国際レースとして海外からの招待選手も加わりました。
車いすのトップはエリートランナー達が往路25kmに来る前に、浅草を経由して復路30kmにさしかかります。
東京マラソンは毎年のように経験して、仕事も手馴れて余裕のポーズ。左、二村、右、羽田の両名です。
ペースメーカー2人に引っ張られて、エリートランナーのトップ集団。すべてアフリカ勢です。
第二グループには日本人選手が固まりました。
女子のエリートランナートップ集団です。
ペースメーカーの2人のランナーはこの30kmまででお役御免です。
かぶりものを身に着けたランナーでも、結構速い選手がいます。このあたりのランナーはサブ3(3時間を切る)ランナーです。
3時間台のペースで走る青い風船を持った集団がきました。
警視庁のランニングポリスも、ペアで走りながらテロ警戒です。
だんだんとかぶり物が増えてきました。(テロ規制のためにかぶり物のサイズも決められています)ランナーの集団も大きくなってきました。
4時間30分ペースの青い風船を持った集団です。
毎年のことですが、外国人のランナーもたくさんいます。中でも、台湾からのツアーでのマラソン参加者が目立ちました。
最後のペースメーカーは完走ペース(7時間以内で走りきること)の金色の風船です。このあたりでは、歩きを交えた走りになります。
30kmの関門通過タイムリミットは13時56分です。新宿都庁前ランナースタートから4時間46分です。制限時間をオーバーすると収容車でゴール地点のビッグサイトへ向かわなければなりません。
秒読みが行われ、10秒前に完走ペースの金色の風船が通過。残念ながら、ここでタイムアップ。この後に関門に来たランナーはランニングを続けられません。悲喜こもごも涙を飲んでマラソン終了です。
ランナー36,500人、10kmマラソン参加(日比谷公園まで)500人の合計37,000人が大東京を走り抜けました。日本人のエリートランナーには、オリンピックでメダルを取れる期待の新星はまだ見つからないようですが、大都会市民マラソンとしての東京マラソンは、10回目を迎えてすっかり定着しました。3万人を超えるマラソンで、10回大会まで1人の死者も出ていないのは世界で東京マラソンだけです。それだけ、救護、医療、警備、ボランティアの対応が優れています。
水天宮・人形町の交通規制解除、スポーツ推進委員の解散は14時40分でした。6時間休憩なしの立ちっぱなしでしたが、気温が上昇してランナーには酷な気象状況も、われわれボランティアにとってはありがたい気候でした。
報告:広報 大川