三連休の最終日、1月12日の成人の日に都庁に行ってきました。東京都の生涯スポーツ担当者研修会です。会場は都議会議事堂の建物の中にある都民ホール。丁度この日は2020年の東京オリンピック開会式まであと2020日という事で、都庁前広場ではオリンピックと成人式が合体したイベントが行われていましたが、それを横目に見ながら一路都民ホールに向かいました。この日研修を受講したスポーツ推進委員は堀内、假谷、加藤、阿部、宮川、大川の6名でした。
会場の都民ホールは288席。137名の参加予定でしたから凡そ定員の50%の入りです。
定刻14時。東京都オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部調整課の関口課長の開演挨拶からスタートです。
研修会のテーマは、スポーツの力で課題解決「協働する地域スポーツクラブと自立化のアイディア」というもので、講師は石川県かほく市のNPO法人クラブパレットの理事兼ジェネラルマネージャーの榎(えのき)敏弘氏です。
かほく市は2004年に宇ノ気町、七塚町、高松町の3つの町が合併して市になった石川県の中央部に位置する市です。NPO法人パレットは前身の地域スポーツクラブ、クラブレッツなどが他のクラブを吸収する形で合併し、現在年間予算1億1千万円、会員数2800人の事業規模を誇る地域総合スポーツクラブです。榎さんは、ここまでの道のりをフリーアナウンサーの宮根さんばりのテンポのある弁舌で冗談を交えながら2時間語って下さいました。うまくいかないクラブ運営とは?うまく行くクラブの特徴とは?決して金銭だけの問題ではなく、理念がなければ100年続くクラブは作れない。常に新しく考えて革新的であれ!等々非常に示唆的なお話が続きました。
北区でも、来年度から本格的に現在の「レッドシャッフル」に続く総合型地域スポーツクラブの設立をスタートさせます。理念、コンセプトなどこれから徐々に固めて行くつもりですが、今回の研修で北区の為に参考にしたい処をいろいろ伺う事が出来ました。
報告:広報 大川