7月8日(火)、北とぴあ研修室で毎月1回開催される全体会の前に、19時から研修会が開催されました。テーマは「総合型地域スポーツクラブにおけるスポーツ推進委員の役割」で、講師は筑波大学大学院人間総合科学研究科体育科学系教授の柳沢和雄氏です。48名のスポーツ推進委員がほぼ勢揃い、真剣に講演に耳を傾けていました。
柳沢教授は、「スポーツ推進委員ハンドブック」や「総合型スポーツクラブの発展と展望」など数多くの著書があり、「北区の総合型地域スポーツクラブのありかた検討委員会」の委員長を努めて下さっているこの分野の第一人者です。
北区スポーツ施策推進担当課の坪井課長。研修会冒頭のご挨拶と「総合型地域スポーツクラブのあり方検討会」の中間報告書を発表しました。
「...あり方検討会」は、学識経験者、北区体育協会、青少年委員会、学校関係者、行政関係者などに加え、スポーツ推進委員からは二村会長と大竹副会長が参加している18名の委員で構成されており、昨年8月の設置からここまで7回の検討委員会や視察・検証を開催しています。
スポーツ基本法に則り、スポーツ推進委員の役割や、スポーツ立国戦略構想などを丁寧に話された柳沢教授の言葉に、特に今年4月から就任した新人のスポーツ推進委員諸兄は、その任務の重さにあらためて身の引き締まる思いを感じた事と思います。参加者全員に「研修報告書」の提出が伝えられました。
※スポーツ基本法 第32条「スポーツ推進委員」の2
スポーツ推進委員は、当該市町村におけるスポーツの推進のため、教育委員会規則の定めるところにより、スポーツの推進のための事業の実施に係る連絡調整並びに住民に対するスポーツの実技の指導その他スポーツに関する指導及び助言を行うものとする。
報告:広報 大川