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ハートスポーツフェスタ 滝野川体育館

12月7日(日)東京都障害者総合スポーツセンターとNHKの主催で、今年のハートスポーツフェスタが滝野川体育館で行われました。北区教育委員会が共催に入っており、スポーツ推進委員も二村、鵜沢、羽田、府川、根本、神原、仲本、殿村、榎本、西田、白鳥、潮田、塩原、大川の14名が8時30分から15時30分までお手伝いしました。

冷え込んだこの日、滝野川体育館の隣、平塚神社の真っ黄色に色づいた銀杏並木が青空にそびえていました。

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滝野川体育館の玄関前の銀杏並木。緑から黄色へ素晴らしいグラデーションを見せていました。

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体育館の内部は向かって左側が第一会場、右側が第二会場です。第一会場では午前中がバドミントン交流会、午後は卓球交流会です。第二会場では午前中に車椅子バスケットボールの体験会、午後は車椅子フェンシングとブラインドサッカーというパラリンピック種目の体験会が行なわれました。

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9時45分からの開会式に引き続き、まず10時からは2012年ロンドン五輪のフェンシング男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した、千田、三宅、淡路の3選手に江村全日本監督も加わってトークショーが行われました。フェンシング競技の詳しいお話やご苦労に皆さん興味深々でした。

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ロビーでは各施設で作られたアクセサリーや手芸作品、パン、ジャムなどの物販が行われていました。

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ロビーの奥では卓上カーリングのカーレット体験会です。

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氷上のカーリングは20㎏の御影石のストーンですが、これは300gの御影石です。スポーツ推進委員もロビーでカーレット競技を学びました。

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午前中の第一会場はバドミントン交流会。NHKのストレッチマンも楽しんでいました。

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第二会場の車椅子バスケットボールの体験会。フェンシング選手たちも体験を楽しんでいました。リングの高さは同じ、車椅子は「バスケ車」と呼ばれる特殊車椅子です。アルミやチタン製で高いものは40万円から50万円もするそうです。

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午後からの第一会場では卓球交流会。明治大学の卓球部が応援に来てくれました。

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第二会場での車椅子フェンシングには驚きました。車椅子をピストと呼ばれる台で左右にがっちり固定、下半身も固定して、まさに決闘スタイルです。上体の動きだけで相手と闘います。

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車椅子フェンシングもフルーレ(背中を含む上半身のみの突き)、エペ(全身の突き)、サーブル(大型の剣による突きと斬り)の3種目あるそうです。車椅子を突いてポイントが入ってはいけないので、下半身に絶縁毛布を掛けてアースして闘うそうです。フランス人のマダムを応援するお嬢さんはまさにフランス人形のようでした。

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ブラインドサッカーの体験会にも驚かされました。ゴールポスト後ろの指示の声に従いシュート、鈴が入って音のするボールでゲームをします。アイマスクをかけて完全に目を覆います。

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大学でサッカーをしている女性スポーツ推進委員も体験です。

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14時45分から15時30分まではストレッチマンショーや山野さと子さんの歌、お楽しみ抽選会です。

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この日はNHKのキャラクター達も大活躍でした。最後は、北区教育委員会事務局、2020年東京オリンピック・パラリンピック担当課の松村誠司課長のご挨拶で閉会となりました。

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2020年まではもう5年半です。パラリンピックでは3つのカテゴリーが対象です。肢体不自由、視覚障害、知的障害の3つです。障害を持ちながらトップアスリートとしてメダルを競う選手達とそれぞれの競技への理解をもっともっと深めましょう。このハートスポーツフェスタもこれから年を追うごとにますます盛大になってゆくと思います。今回は400名を超える参加者でした。

報告:広報 大川