12月21日(日)北区テニスフェスティバルが、北区教育委員会 東京オリンピック・パラリンピック担当課の主催、東京都障害者総合スポーツセンターの共催で行われました。会場は北区の浮間舟渡テニスコート、埼京線浮間舟渡駅からわずか1分。前夜の雨も上がってちょっと寒いけど穏やかな日曜日でした。
スポーツ推進委員14名は朝8時30分に集合。会場セッテイングや用具の準備に入ります。お手伝いしたのは二村会長以下、市田、潮田、加藤、假谷、神原、高橋克弥、谷井、仲本、西田、根本、府川、藤田、大川のメンバーでした。
10時からの開会式に続いて、世界No1車椅子プロテニスプレーヤ国枝慎吾さんがまずデモンストレーションのラリーやサーブを披露して下さいました。
国枝慎吾選手や錦織圭選手の活躍で、今はテニスブームです。およそ150人の参加者は、プロ選手の指導やプレーを目の当たりにして皆さん興奮気味でした。
この日参加して下さったプロテニスプレーヤーは3名です。
国枝慎吾プロ(世界4大大会シングルス16回優勝、ダブルス15回優勝、北京・ロンドンパラリンピック2大会連続金メダル、リオで3大会連覇を目指す)
山本育史プロ(90年、91年全日本プロ選手権連覇。91年、92年全日本シングルス優勝。日本テニス協会公認S級エリートコーチ)
安宅美弥子プロ(聖心女子大卒 92年にプロ転向、国内やサテライトでの優勝経験を生かしてプライベートレッスンや数々のテニスクラブでコーチを務めている)
国枝慎吾プロ(30才)は車椅子テニスプレーヤーの憧れです。みんな目を輝かしてコーチを受けました。
丁寧に指導する山本育史(やすふみ)プロ。
交流大会では全員車椅子でのテニスとFreeテニスの前半・後半に分かれて各組対決が行われました。試合はそれぞれ15分間制。プロと車椅子ジュニアチームが組んだドリームチームの戦いぶりが注目されました。
国枝プロと組んで戦うなど、もちろん初めての経験。まさにドリームチームのダブルス編成。夢のようです。
山本プロも安宅プロも1Rは車椅子でのプレーです。
2RはFreeスタイルのプレーです。
交流テニス大会の優勝は「モヤモヤごるふぁーず」チーム。車椅子ジュニアとプロ混合のドリームチームと ⅠR・2Rでは1勝1敗でしたが、じゃんけんで勝って優勝しました。プロ3名と記念ショットです。
交流テニス大会の後は、プロ選手に挑戦ゲーム(サービスから始め、プロから2ポイント連取したら勝ち、1ポイントでも落としたら交代)と、サービスのスピードを競うスピードガンコンテストが行われました。
イベントのスケジュールをすべて終えて、16時から成績発表・表彰式、閉会式が行われました。
表彰式は盛り上がりました。賞状に賞品。憧れのプロからのサイン入りプレゼント賞品獲得じゃんけん大会(山本プロはラケットを提供して下さいました)など皆さん大いに楽しみました。
優勝、準優勝、3位の表彰です。プレゼンターは開会式でもご挨拶を頂いた、北区の東京オリンピック・パラリンピック担当課の松村課長です。
優勝は「モヤモヤごるふぁーず」チーム
準優勝が「ドリームチーム」
交流テニス大会3位は「星組」でした。
「プロ選手に挑戦」 プロから2ポイント連取した人全員にプロからプレゼントが手渡されました。
スピードガンコンテストは男性の部137km、女性の部117km、ジュニアの部118kmが優勝者の記録でした。
プロがサインを入れてくれたプレゼントを目指して全員参加のじゃんけん大会です。(プロと参加者全員がじゃんけんして、あいこと負けを除きながら最後の勝ち残り1名の優勝者を決めます)
国枝プロの賞品には安宅プロもじゃんけん参加です。
山本プロ提供のラケットには国枝プロもじゃんけん参加です。
みんなが見守る中、最後の勝ち残り2人での決勝じゃんけん。
車椅子のジュニアがじゃんけん優勝。(素敵なクリスマスプレゼント獲得です)
最後は国枝、山本、安宅の3名のプロが参加者に応援メッセージを下さいました。
閉会式のまとめは、東京都障害者総合スポーツセンターの菊池所長です。
最後は全員での集合記念写真です。
クリスマス前の一足早い素敵なプレゼント。「北区テニスフェスタ」でした。
長時間イベントを熱心にお手伝い、盛り上げて下さった国枝慎吾、山本育史、安宅美弥子の3人のプロ選手にはあらためて心からお礼申し上げるとともに、今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。(国枝プロ、年明けの全豪オープン、今年も優勝を目指して頑張ってください)
報告:広報 大川