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第1回東京都生涯スポーツ担当者研修会

6月28日(土)東京体育館第一会議室で、東京都生涯スポーツ担当者研修会が行われました。

ご存じ東京体育館はJR千駄ヶ谷駅前です。メインアリーナの手前右手を入ったサブアリーナに会場の第一会議室があります。

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23区と各市部からの参加者は計131名。開始10分前に会場は超満員です。スポーツ推進委員は二村会長以下伊藤誠至、白鳥、西田、大川の5名が参加。北区役所のスポーツ施策推進担当課からも石黒さん、斎藤さん、石野さんの3名、生涯学習・スポーツ振興課から安藤さんが参加しました。

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東京都オリンピック・パラリンピック準備局スポーツ推進部調整課長の開会挨拶で研修会がスタートしました。

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講師は東京学芸大学名誉教授の杉原 隆先生。テーマは「運動好きな子どもをつくる~保護者へのアプローチと環境づくり~」です。

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今回のお話のテーマは、幼児から小学1~2年生ぐらいを対象としたものでしたが、子ども期と青年期では発達する能力が違う。幼児期は運動コントロール能力(走ったり、飛んだり、跳ねたりするなどの身体を巧みに動かす能力)の急増期であり発達の敏感期である。だから、特定の運動を繰り返し練習させたり、上達させようとする一斉指導は無意味であり、心の発達に対しても有害である。幼児期の発達的特徴に応じた運動指導とは、多様な運動を「遊び」の形で経験させる事である。子ども達が遊びやすい環境をつくり、子ども達が自分達で好きに決めた遊びを好きにさせれば良いというものでした。

子ども達のケガや危険な事への目配り、心配りは当たり前ですが、できるだけ子ども達が自由に、自主的に遊ぶ要素の多い事をさせ、生涯に渡ってスポーツを楽しめるようにしましょうと、今日は学びました。

報告:広報 大川