12月6日(土)10時から北とぴあ13階の飛鳥ホールで、障害者週間記念講演会が行われました。講師は元Jリーガーの京谷 和幸さん(43才)。交通事故で車椅子生活を余儀なくされ、サッカー選手から車椅子バスケットの日本代表を目指し、2000年のシドニーからアテネ、北京、ロンドンと4回のパラリンピックを経験した貴重な体験談を力強くお話し下さいました。
主催は北区教育委員会事務局の2020年東京オリンピック・パラリンピック担当課、スポーツ推進委員は二村会長以下飯島、井上、佐藤、谷井、仲本、榎本、西田、伊藤眞実、白鳥、加藤、假谷、大川の13名。朝8時45分に集合して会場のセッティングからお手伝いをしました。この日は大変冷え込みましたが青空が広がり、雪をかぶった富士山が北とぴあからくっきり望めました。
椅子ならべから受付回りなど、諸々のセッテイングがアッという間に出来上がりました。
講演会の進行もスポーツ推進委員(大川)が務めました。
開会のご挨拶は2020年東京オリンピック・パラリンピック担当課の松村誠司課長です。
講師の京谷さんは自宅からご自身で車を運転し、講演会場までお一人でいらっしゃいました。
10時から11時20分までの熱のこもった貴重な体験談でしたが、中でも示唆的だったお話は、「必ず来る(ある)チャンスの為に日頃の努力を怠らない事。」「結果を先に考えずに、目指すものを決めてその実現に邁進する事。」と言う事でした。会場の皆さんは最後までお話に引き込まれていました。会場の小学生が京谷さんの本を読んで感動し、感想文を学校で書いたという話をして著書にサインを頂きました。
京谷さんは2年前に車椅子バスケットボールの代表は引退しましたが、事故で奪われたピッチへ指導者として戻るという夢を追いかけ、また自身を成長させてくれた車椅子バスケットボール界の発展のための普及活動や、若手選手の育成に今取り組んでいらっしゃいます。
報告:広報 大川