2月23日(日)に行われた東京マラソン2014。今年も東京の中心を3万6000人のランナーが駆け抜けました。北区のスポーツ推進委員12名はチーム・スマイル(ボランティアの全体の愛称)に沿道整理員として参加しました。
担当地域は水天宮・人形町ブロックの2区、24km地点です。朝8時30分に銀杏八幡神社前に集合してミーティングです。
距離表示板も設置。AED班も待機して例年通り万全の態勢です。
スタートして50分余り、早くも車椅子ランナーの先頭が通り過ぎます。続いて1時間を過ぎた頃、エリートランナーのトップ集団がやってきます。ケニア、エチオピアのアフリカ勢ばかりです。
今回の大会はケニアのデイクソン・チュンバが2時間5分42秒の大会新記録で優勝。7位までがアフリカ勢でした。しかし日本勢も8位の松村康平をはじめサブテン(2時間10分以内)に5名が入り今後の成長の可能性を見せました。女子の1位はエチオピアのティルフィ・ツェガエ、こちらも上位独占は6位までアフリカ勢でした。
浅草でUターンして復路に入り、1時間30分程でトップ集団は反対車線の32km手前に差し掛かります。
往路と復路でランナーが行き違います。手前の一般参加ランナーが24km地点を通り過ぎて行きます。沿道の声援も大きくなります。
全体を3時間ペースで走るペースメーカー集団。目印に頭に風船をつけているこの集団に喰らいついて行けば3時間台の記録が出ます。
4時間台のペースメーカーが通り過ぎると俄然ランナーの数が増え、いよいよかぶり物やパフォーマーの登場です。楽しくご覧ください。
世界自然遺産登録を記念して、今回は富士山のかぶり物が多く見られました。
走る事より自分を見せたい方々も沢山います。
ランナーを優しく見守るスポーツ推進委員協議会の亀滝会長。15時前に後かたづけをして解散。ようやく人形町駅前で遅い昼食にありつきました。
薄曇り、ときどき晴れ間、ときどき粉雪の天候でしたが、それほど風も吹かず気温もあまり上がらずにマラソンにとっては好条件でした。男女ともに大会記録が出ましたが、冷え込むアスファルトの上での6時間30分の立ちっぱなしは、われわれ年寄り集団にとっては我慢の一日でした。